はるこの絵本録

読んだ絵本の紹介 たまにピアノと山

あそぼうよ レオレオニ、訳谷川俊太郎

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初めてこどもに読んだレオレオニ作品です。レオレオニといえばスイミーですが、ネズミが登場する絵本がたくさんあるんですね。色彩が鮮やかでなんといってもキャラクターがかわいいです!これを皮切りに じぶんだけのいろ フレデリック あおくんときいろちゃん  えいごであそぼうよ すうじであそぼうよ などを衝動買いしてしまいました。(夫が)


ユダヤ人の画家だったというレオレオニは戦争を経験しており、迫害から逃れてニューヨークに移り住んだそうです。そのこともあってか、反戦を訴えるようなものや、 自分は自分、みんな違ってみんないい という非差別を訴えるテーマのものも多いと思います。

哲学的なものも多いのでこどもには少し難しいですが、絵の可愛らしさで惹きつけられ、見てくれるので、今は意味がわからなくても読んであげることで あの時のレオレオニの絵本はこういうことだったんだ と思う時が必ずくると思います。