はるこの絵本録

読んだ絵本の紹介 たまにピアノと山

ゆきのひ 加古里子

f:id:haruko921:20190314162135j:plain

「ゆきのひ」というタイトルと表示が気に入って購入したこの本。初めてのかこさとし作品でした。1964年初版ということで、かこさとしさんの初期の作品で、表記も 加古里子 と漢字になっています。おかげで気付かずにずっと かこさとこ と子供に読み聞かせてしまっていました。。


さて、中身は昭和の豪雪地帯のお話。おーとさんりんだのちゃんちゃんこだのわらやむしろだの。。かこさとしさん独特の絵柄で細かく正確に書かれた街の風景は、懐かしくて心が温まります。とにかく細々しているので、見るたびにこんなものが書かれている!と発見があります。


きっと昔の冬は雪でどこにも出られず、静かでひっそりしていたんだろうな〜とか、色々想像を膨らますことができる絵本です。雪国とはどんなものか、子どもに伝えることもできると思いますよ。